KiAIに関する最新情報をお届けします。

← すべての投稿に戻る

【経営進捗】「Trst」β版ローンチと、私たちが踏み出した不連続なピボットの舞台裏

2026年6月9日 (投稿者:KiAI代表 大場

KiAI Business Update

大企業の海外駐在員や官公庁の皆様にご愛顧いただいた情報インテリジェンス・プラットフォーム「KiAI」の誕生から現在に至るまで、私たちは一貫して「不確実なグローバルビジネスにおける意思決定の迅速化」に挑んできました。

実績を積み上げる中で、私たちはある大きな問いに直面しました。それは、真にデジタル変革(DX)の恩恵を必要としながらも、リソースの制約からクロスボーダーの挑戦を躊躇している、日本のものづくりを支える中小企業の存在です。

本日は、私たちが既存の成功を手放し、新たな挑戦へと舵を切った背景とその進捗をお伝えします。

🚀 経営資源の集中:なぜ「大企業向け」から「中小企業支援」へピボットしたのか

私たちが得た最大の学びは、市場の課題解決において「情報の提供」だけでは不十分であり、特にリソースが限られた現場では「実行の伴走」こそがボトルネックになっているという事実でした。

当初は大企業向けの情報分析として磨いた技術でしたが、顧客インタビューを重ねる中で、海外展開の初期衝動を持ちながらも現地の営業チャネルやリサーチ手法を持たない中小企業の課題の深さに気づかされました。

市場の広さと社会的意義を冷徹に天秤にかけた結果、私たちは2025年末、既存事業のクローズという痛みを伴う意思決定を下し、経営資源のすべてを新プロダクト「Trst(トラスト)」へ集中させる道を選びました。

💡 打席に立つ速度を上げる:仮説検証からβ版ローンチへのプロセス

私たちが最も重視したのは、不確実性を迅速に排除するための「学習速度」です。2025年秋の意思決定以降、社内でのドックフーディング(内部検証)とユーザーインタビューを超高速で回し、まずは提供価値のコアだけを切り出した最小限のプロダクト(MVP)で顧客検証を行いました。

机上の空論ではなく、実際の現場で「この仕組みが企業の海外進捗を本当に前進させるか」を泥臭く検証した結果、確かな手ごたえと共感をいただき、2026年4月1日に「Trst」β版を無事ローンチいたしました。

技術の優位性に溺れることなく、顧客の不に徹底的に向き合った結果のフェーズ前進だと捉えています。

🌱 未来への展望と次なる一歩

すでにβ版ローンチ後、最初のクライアント企業様との伴走が始まっており、現場からは私たちが想像していた以上の熱量とフィードバックをいただいています。

私たちが目指すのは、単なる効率化ツールの提供ではありません。AIという強力なレバーを用いて、日本の優れた技術や製品を持つ中小企業が、言語やリソースの壁を越えて世界と対等に繋がれるプラットフォームの構築です。

この挑戦はまだ始まったばかりですが、投資家の皆様、パートナーの皆様とともに、この国の新たな輸出力を支えるインフラとなるべく、検証と成長の速度をさらに加速させてまいります。

#Trst #KiAI #スタートアップ #ピボット #海外展開支援 #製造業DX