
Trstの開発チームは新たに「見込み先モニタリング」機能の中核となる基盤を構築しました。これまで蓄積した見込み顧客リストをただ保持するだけでなく、プロダクトが継続的にシグナルを検知・管理できる仕組みへと進化させることが今回の取り組みです。
🏗️ モニタリング基盤の設計と構築
今回のアップデートの中心は、見込み先ごとにシグナルを検知・追跡する仕組みの設計です。シグナルとは、各見込み先に関連するニュースや動向など、営業アクションの判断材料となる情報変化のことを指します。
これまでTrstは見込み先リストの品質管理を主軸に開発を進めてきましたが、次のフェーズとして「リストを維持するだけでなく、変化を捉えて届ける」機能が必要だと判断しました。そのために、シグナルの記録・更新・ステータス管理を担うデータ基盤とAPIを新たに実装しています。
🔄 「対象となる見込み先」を正確に絞り込むロジック
モニタリング機能で最初に取り組んだ設計上の課題は、「どの見込み先のシグナルを拾うか」という絞り込みのロジックです。
営業活動において重要なのは、現在アクティブに追いかけている見込み先に集中できることです。アーカイブされた先、まだ精査中の先などは、モニタリングの対象から外す設計にしています。シグナルの数や優先度が、実際の営業優先順位を正確に反映するよう、条件の定義とテストを重ねました。どの状態の見込み先を対象にすべきかという設計判断は、ユーザーの現場フローへの理解なしには決められないものです。
🧪 品質とデータ整合性へのこだわり
新機能の追加と並行して、データベースマイグレーションの安全性にも注力しました。マイグレーションスクリプトを冪等(同じ処理を複数回実行しても問題が起きない)な設計に改善し、本番環境での運用リスクを低減しています。
また、モニタリング対象の絞り込み条件に対応したテストを新たに追加し、「シグナルが正しい見込み先に紐づくか」「除外条件が機能しているか」を自動検証できる体制を整えています。機能を積み上げるほど、動作の保証も同じ速度で積み上げることが、プロダクトへの信頼につながると考えています。
🔭 次のフェーズへ
今回構築した基盤は、Trstが「能動的に見込み先の変化を届けるツール」へ進化するための土台です。シグナルを検知し、ユーザーが適切なタイミングでアクションを取れる環境を整えることが、次の開発フェーズの中心になります。
引き続き、実際の海外展開現場での使われ方を起点に、機能の精度を高めていきます。
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