KiAI Blog
2026年7月8日KiAI代表 大場

「重要な見込み客の動きを見逃さない」ウォッチリスト判定基準の刷新

Trst

 

Trstは「どの見込み客を重点的に追うべきか」を判断する基準を根本から見直しました。従来の手動管理から、マッチングスコアによる自動判定へ。この変更により、ユーザーが本当に関心を持つべき相手の動きを見逃さず、海外展開活動の効率が大きく向上します。

 

🎯 手動から自動へ:判定基準の転換

これまでウォッチリストは「お気に入り登録」という手動操作に依存していました。しかし実際の運用では、重要な見込み客を登録し忘れたり、スコアが高いにもかかわらず見逃したりするケースが発生していました。

今回、マッチングスコア(AIによる自動評価またはユーザーによる手動評価、いずれか高い方)が7以上の見込み客を自動的にウォッチリスト対象とする仕組みに刷新しました。ユーザーは手動で管理する手間から解放され、システムが自動的に「追うべき相手」を判断します。

 

💡 なぜこの変更が必要だったのか

背景には「重要な見込み客を見逃さない仕組み」への明確な要求がありました。お気に入り登録という主観的な操作に頼ると、以下の問題が生じます。

  • 登録作業を忘れると、スコアが高くても追跡されない
  • 手動操作が増えることで、ユーザーの負担が大きくなる

スコアリングによる自動判定に切り替えることで、これらの問題を根本から解決します。透明性のある基準により、「なぜこの見込み客が重要なのか」が明確になり、営業活動の優先順位づけがより合理的になります。

 

🔍 実装における検証と学び

この変更は単なる閾値の追加ではありません。バックエンドとワーカーサービス全体でクエリロジックを見直し、すべての関連テストを更新しました。

特に重要だったのは、エッジケースの検証です。「ユーザー評価だけが高い場合」「AI評価だけが高い場合」「ちょうど閾値の場合」「スコアが記録されていない場合」など、さまざまなシナリオでテストを実施し、意図通りに動作することを確認しました。

この過程で学んだのは、スコアリングという一見シンプルな機能でも、実際の運用では多様な状態が存在するということです。機能の信頼性を担保するには、こうした細かなケースまで想定した設計とテストが不可欠です。

 

🚀 次のステップ

今回の改善により、Trstのウォッチリスト機能はより実用的で信頼性の高いものになりました。今後はこのスコアリング基準をさらに洗練させ、ユーザーのフィードバックを取り入れながら最適な閾値を探っていきます。

なお、今週は通知機能の拡張、プロンプトバージョン管理の実装、管理者向けフィルタ機能の追加など、その他の開発も進行しています。これらの詳細は別の機会にお伝えします。

 

#Trst #KiAI #プロダクト開発 #スコアリング #ウォッチリスト #営業効率化 #SaaS