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2026年7月16日KiAI代表 大場

「常時稼働するインフラ」としてのAIエージェント:Trstが目指す体験設計の深化

Trst

 

Trstの開発は現在、プロダクトが顧客に届ける「体験の質」を根本から見つめ直すフェーズにあります。顧客との対話を重ねる中で改めて明確になったのは、海外展開とは短期的なキャンペーンではなく、数年単位で取り組む長期プロジェクトであるという事実です。この前提に立ったとき、Trstが提供すべき体験の形がより鮮明に見えてきました。

 

🧭 「使うツール」から「任せるインフラ」へ

従来のSaaSは「ユーザーがログインし、操作し、結果を確認する」という能動的な利用を前提としています。しかし、海外展開のように長期的かつ継続的な活動においては、この「毎回操作する」モデルは現実的ではありません。

Trstが目指すのは、ユーザーが一度方針を設定したら、あとはエージェントが24時間365日、市場の変化を捉え続け、最適なタイミングで自律的にアクションを起こす「常時稼働型インフラ」です。ユーザーは日々の細かい操作から解放され、戦略的な判断だけに集中できる。この体験設計こそが、長期プロジェクトとしての海外展開に最も適したプロダクトの形だと確信しています。

 

🤖 「委任と報告」の体験をさらに磨く

この体験の中核は、「委任」と「報告」の2つのインターフェースです。

ユーザーは、定期的に方針を伝え、あとは本業に集中し、その日の終わりか翌朝にはエージェントが何を実行し、何を発見したかのレポーティングを受け取る。まさに、優秀なチームメンバーに仕事を任せているような感覚です。

現在、この体験の完成度をさらに高めるため、日次レポートの情報設計や、エージェントの稼働状況の可視化に取り組んでいます。重要なのは、華やかなダッシュボードではなく、毎朝届く短いメッセージで「AIが昨日何を達成したか」が一目でわかること。シンプルさと実感の両立を追求しています。

 

🌱 海外展開の「時間軸」に寄り添うプロダクト設計

B2Bの製造業における海外展開は、種をまき、関係を育て、最適なタイミングで刈り取るという、農業に近い時間感覚のプロセスです。今月の成約ではなく、来年・再来年の大きな成果に向けて、今日から基盤を動かし続けることに本質的な価値があります。

Trstは、この長期的な価値創出のサイクルに最適化されたプロダクトを目指しています。市場のシグナルを常時モニタリングし、相手企業に動きがあった瞬間を逃さず、最適な切り口でアプローチを仕掛ける。ユーザーが意識していない間も、エージェントが黒子として海外展開の種まきと水やりを続けてくれる。この「時間を味方にする仕組み」こそが、Trstのコアバリューです。

 

🔄 顧客の声を起点に、体験を磨き続ける

今回のプロダクト方針の深化は、すべて顧客との対話から生まれたものです。「どの体験に最も価値を感じているか」「どこで不安を感じるか」を丁寧にヒアリングし、その声をプロダクトに反映する。このサイクルを高速で回し続けることが、私たちの開発の軸です。

引き続き、ユーザーが安心して海外展開を任せられるAIエージェントの完成度を、一歩ずつ着実に高めてまいります。

 

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